Snowflake / リリースノート / 2026/07/15 / 通常
Snowflake Marketplace、SaaSの試用・購入を一体化
公式リリースノート
Snowflake Marketplaceの一部Integrated SaaS listingsが一般提供になり、提供元アプリケーションの発見、無料トライアル、購入をMarketplace内で進められるようになりました。
要点
- パートナーConnectで提供していた試用体験をMarketplaceへ移します。
- 掲載情報の閲覧・発見には昇格権限が不要です。
- 購入時に既存Snowflake Capacity契約をMarketplace Capacity Drawdownへ使えます。
今回の更新で変わること
対象となるIntegrated SaaS掲載情報では、Marketplaceの製品ページから提供元アプリケーションの無料トライアルを開始できます。以前はSnowflakeパートナーConnect経由だった試用導線をMarketplaceへ統合し、製品を見つけ、試し、購入する導線を同じ場所へまとめます。利用者は掲載情報を閲覧し、後から戻って試用または購入を開始できます。
発見に昇格権限が不要なため、業務ユーザーや分析担当者が利用可能アプリケーションを調べやすくなります。ただし、閲覧できることと試用を開始・購入できることは同じ権限ではありません。組織はトライアル開始、データアクセス、提供元とのアカウント連携、商用承認を誰に許すかを確認する必要があります。掲載情報から外部SaaSへどのデータやメタデータが渡るか、試用終了後にリソースや認証情報が残るかも提供元別に確認が必要です。
商用面ではMarketplace Capacity Drawdownにより、既存のSnowflake Capacity契約をアプリケーション購入へ充当できます。調達を簡素化できる一方、契約残高を計算処理とSaaS購入で共有する場合、予算の所有権と予測が変わります。一般提供は掲載機能の可用性を示すもので、Marketplace内の全SaaSが対象とは限りません。対象掲載情報ごとの試用条件、リージョン、価格、サポート、更新、解約、セキュリティ文書を確認して採用する必要があります。調達担当とデータ管理者が同じ承認記録を参照できる運用も整えておきたいところです。試用終了時の削除責任と確認期限も事前に決め、証跡を残します。購入前のトライアルと本契約で、データ連携範囲や保持期間が変わるかも確認対象です。
関係する人
Snowflake Marketplaceユーザー、データ基盤管理者、調達、FinOps、サードパーティSaaSのセキュリティ確認担当に関係します。
対応の目安
試用と購入の役割を分け、提供元アクセスとデータフローを確認します。Capacity Drawdownを使う場合は確定残高と責任者を可視化し、試用終了・契約更新の制御を用意します。