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Amazon Redshift / リリースノート / 2026/06/30 / 重要

Amazon Redshift、Python UDF サポート終了の段階的適用を再確認

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公式リリースノート

Amazon Redshift の公式ドキュメントでは、Python UDF のサポート終了について、2026年6月30日以降に段階的に適用を始める案内が示されています。既存の Python UDF を持つ環境では、単なるドキュメント更新ではなく、本番クエリと移行計画を再点検する必要があります。

要点

  • Redshift は Python UDF のサポート終了を案内しており、2026年6月30日以降に段階的な適用が始まると説明しています。
  • 代替として Lambda UDF が示され、外部サービスやAPI接続、独立したコンピュート、Pythonランタイム利用、権限分離などが説明されています。
  • ODBC 1.x ドライバーも 2026年9月30日にサポート終了予定で、Redshift provisioned clusters と Serverless workgroups の両方が対象です。
  • 古いUDF、古いドライバー、接続識別の不足が重なると、移行時の影響範囲が見えにくくなります。

今回の更新で変わること

今回の Redshift ドキュメントで重要なのは、Python UDF のサポート終了が抽象的な将来予告ではなく、段階的な適用対象として読み直す必要がある点です。公式ページは、Redshift が Python UDF を 2026年6月30日以降サポートしないこと、適用を段階的に始めること、移行オプションについて関連ブログを参照することを案内しています。既存の Python UDF が本番クエリ、ETL、BIレポート、データ品質チェック、監査処理に組み込まれている場合、クエリが動かなくなる前に利用実態を把握する必要があります。

behavior changes ページでは、Python UDF の代替として Lambda UDF が挙げられています。Lambda UDF は、UDF内から外部サービスやAPIへ接続できること、重い計算やメモリ消費を Redshift のクエリ実行リソースから分離できること、Python ランタイムを Lambda 側で扱えること、カスタムコード実行を別のサービス境界へ分けられることが利点として説明されています。これは、単に関数を書き換えるだけではなく、ネットワーク、IAM、Lambda の監視、タイムアウト、コスト、デプロイ管理を含む移行になります。

また、同じページには ODBC 1.x ドライバーのサポート終了も並んでいます。2026年9月30日から ODBC 1.x ドライバーのサポートを終了し、当初の 2026年6月30日から延長されたこと、provisioned clusters と Serverless workgroups の両方に関係することが説明されています。ODBC 1.x 利用の確認には SYS_CONNECTION_LOGdriver_versionapplication_name を見るSQL例が示され、ODBC 2.x へ移行する前に本番環境では十分なPoCを行うよう促しています。接続元を識別するために ApplicationName を設定する推奨もあります。

実務では、Python UDF と ODBC ドライバーを別々の話として扱わない方が安全です。古いBIツールやETLサーバーほど、古い接続ドライバーと古いUDFが同時に残っている可能性があります。まず、Redshift 内の Python UDF 一覧、実行履歴、所有者、下流レポート、代替実装を棚卸しし、次に接続ログから ODBC 1.x の利用端末やジョブを特定したいです。そのうえで、Lambda UDF へ移す処理、SQLやETL側へ寄せる処理、廃止できる処理を分ける必要があります。

今回の更新が関係する人

Redshift 管理者、データ基盤チーム、ETL/BI運用担当、レガシーDWH移行担当、セキュリティ監査担当に関係します。Python UDF を過去に作成した環境、ODBC 接続を長く使っている環境、Serverless と provisioned clusters を併用している環境では優先して確認したいです。

実務で確認したいポイント

  • Python UDF の一覧、実行頻度、所有者、下流レポート、移行先を棚卸しする。
  • Lambda UDF へ移す場合、IAM、ネットワーク、タイムアウト、監視、コストを Redshift 側とは別に設計する。
  • SYS_CONNECTION_LOG で ODBC 1.x 利用を確認し、ODBC 2.x へのPoCと配布計画を作る。
  • ApplicationName を接続標準に入れ、移行後も接続元を監査しやすくする。

結局、今回の更新をどう読むべきか

今回の更新は、Redshift の互換性リスクを先に潰すための運用通知です。Python UDF の段階的な適用と ODBC 1.x の期限を別々に読むのではなく、古い関数、古い接続、古い運用手順をまとめて点検する機会として扱いたいです。