Power BI / リリースノート / 2026/01/01 / 重要
Power BI Report Server 2026年1月のリリースノート解説: SCOM Management Packs deprecation と Reporting 改善を含む Report Server 2026年1月更新
公式リリースノート
SCOM Management Packs 廃止予定 と Reporting 改善を含む レポート Server 2026年1月更新です。月次またはバージョン単位の更新として、作成体験、セマンティックモデル、Copilot、配布・管理、互換性のどこに影響があるかを分けて確認します。
要点
- SCOM Management Packs for SSRS / PBIRS / SSAS が January 2027 以降サポート外になる予告が入った
- Card visual 一般提供、Button slicer 一般提供、web editing の パフォーマンス analyzer など reporting 改善が含まれる
- オンプレミス監視と最新 reporting 体験の両面で、更新計画を確認したい
今回の更新で変わること
SCOM Management Packs の 廃止予定 は、オンプレミス reporting / analysis services を SCOM で監視してきた組織に関係します。パック自体は残っても、2027年1月以降はサポートされず、SQL Server 2025 や SCOM 2025 との互換性更新も予定されていません。
Reporting 面では Card visual や Button slicer の 一般提供、表・マトリックスの列展開、web editing の パフォーマンス analyzer など、クラウド版で進んだ作成体験が レポート Server 側にも入ってきます。
運用担当は、PBIRS の更新そのものだけでなく、監視基盤を Azure Monitor などへ移すか、既存 SCOM をどこまで維持するかを検討する必要があります。
対象になりそうなユーザー・チーム
- Power BI 管理者、Fabric / Power BI テナント 管理担当
- セマンティックモデル を設計・レビューする BI 開発者
- レポート作成者、業務部門向けダッシュボード運用担当
- Power BI レポート Server / SQL Server Reporting Services を運用するオンプレミス基盤担当
主要な更新ポイント
まず何が変わるのか
SCOM Management Packs の 廃止予定 は、オンプレミス reporting / analysis services を SCOM で監視してきた組織に関係します。パック自体は残っても、2027年1月以降はサポートされず、SQL Server 2025 や SCOM 2025 との互換性更新も予定されていません。
読み手にとって本当に価値があるポイント
Reporting 面では Card visual や Button slicer の 一般提供、表・マトリックスの列展開、web editing の パフォーマンス analyzer など、クラウド版で進んだ作成体験が レポート Server 側にも入ってきます。
読んだあとにまずやること
運用担当は、PBIRS の更新そのものだけでなく、監視基盤を Azure Monitor などへ移すか、既存 SCOM をどこまで維持するかを検討する必要があります。
押さえておきたいポイント
Power BI の更新は プレビュー、一般提供、廃止予定、upcoming change が同じ月次ページに並びます。プレビュー はすぐ全社標準にするものではなく、検証環境で制約や権限、既存テーマとの相性を見る段階です。一般提供 は本番利用候補になりますが、既存レポートや配布方式に影響しないとは限りません。廃止予定 や upcoming change は、利用中の機能が少数でも対応期限を持つため、棚卸しを先に済ませる価値があります。
今すぐ対応が必要か
すぐ全員が操作を変える必要がある更新とは限りません。ただし、廃止予定、Desktop の配布方式、レポート Server の周辺コンポーネント、Copilot を使う セマンティックモデル の準備に関係する項目は、後からまとめて対応すると重くなります。管理者は対象機能の利用有無を確認し、作成者は検証用レポートで見た目・権限・更新手順を確認しておくのがよさそうです。
結局、この更新をどう見るべきか
この更新は、Power BI を単なるレポート作成ツールとしてではなく、Fabric、Copilot、セマンティックモデル、配布アプリ、オンプレミス運用をまたぐ分析基盤として見る必要があることを示しています。派手な機能だけでなく、廃止予定や既定動作の変更まで含めて、利用中のレポート群と管理ルールに照らして読むのが実務的です。