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Power BI / リリースノート / 2025/08/01 / 通常

Power BI 2025年8月のリリースノート解説: Copilot と org apps を前進させた 2025年8月更新

GAAI

公式リリースノート

Copilot と org apps を前進させた 2025年8月更新です。月次またはバージョン単位の更新として、作成体験、semantic model、Copilot、配布・管理、互換性のどこに影響があるかを分けて確認します。

要点

  • Copilot in Embedded Reports for SharePoint Online が入り、共有・閲覧文脈での AI 利用が広がる
  • Copilot による measure description 作成が GA になり、semantic model の説明整備を支援する
  • Org apps in Pro workspaces preview など、配布体験の選択肢が増えている

今回の更新で変わること

SharePoint Online の embedded reports で Copilot が使えるようになると、Power BI を直接開く利用者だけでなく、社内ポータルや業務ページでレポートを見る人にも AI 補助が届きます。導入側は、どのページにどのレポートを埋め込み、どの範囲で質問を許すかを確認する必要があります。

measure description の自動生成 GA は、AI-ready な semantic model に向けた地味に重要な更新です。説明のない measure が多いモデルでは、作成者にも Copilot にも意味が伝わりにくいため、説明文整備の初期負荷を下げられます。

Org apps の preview は、配布単位やワークスペース構成の見直しにつながります。Pro workspace での利用可否や既存 app との違いを整理してから展開したいところです。

対象になりそうなユーザー・チーム

  • Power BI 管理者、Fabric / Power BI tenant 管理担当
  • semantic model を設計・レビューする BI 開発者
  • レポート作成者、業務部門向けダッシュボード運用担当
  • Copilot、Direct Lake、Power BI apps、Power BI Embedded を評価するチーム

主要な更新ポイント

まず何が変わるのか

SharePoint Online の embedded reports で Copilot が使えるようになると、Power BI を直接開く利用者だけでなく、社内ポータルや業務ページでレポートを見る人にも AI 補助が届きます。導入側は、どのページにどのレポートを埋め込み、どの範囲で質問を許すかを確認する必要があります。

読み手にとって本当に価値があるポイント

measure description の自動生成 GA は、AI-ready な semantic model に向けた地味に重要な更新です。説明のない measure が多いモデルでは、作成者にも Copilot にも意味が伝わりにくいため、説明文整備の初期負荷を下げられます。

読んだあとにまずやること

Org apps の preview は、配布単位やワークスペース構成の見直しにつながります。Pro workspace での利用可否や既存 app との違いを整理してから展開したいところです。

押さえておきたいポイント

Power BI の更新は preview、GA、deprecation、upcoming change が同じ月次ページに並びます。preview はすぐ全社標準にするものではなく、検証環境で制約や権限、既存テーマとの相性を見る段階です。GA は本番利用候補になりますが、既存レポートや配布方式に影響しないとは限りません。deprecation や upcoming change は、利用中の機能が少数でも対応期限を持つため、棚卸しを先に済ませる価値があります。

今すぐ対応が必要か

すぐ全員が操作を変える必要がある更新とは限りません。ただし、deprecation、Desktop の配布方式、Report Server の周辺コンポーネント、Copilot を使う semantic model の準備に関係する項目は、後からまとめて対応すると重くなります。管理者は対象機能の利用有無を確認し、作成者は検証用レポートで見た目・権限・更新手順を確認しておくのがよさそうです。

結局、この更新をどう見るべきか

この更新は、Power BI を単なるレポート作成ツールとしてではなく、Fabric、Copilot、semantic model、配布アプリ、オンプレミス運用をまたぐ分析基盤として見る必要があることを示しています。派手な機能だけでなく、廃止予定や既定動作の変更まで含めて、利用中のレポート群と管理ルールに照らして読むのが実務的です。