Perplexity / リリースノート / 2026/04/01 / 重要
Perplexity 2026年4月のAPIリリースノート解説: Agent APIモデル、APIキー管理、n8n、AWS Marketplace
公式リリースノート
Perplexity の API changelog は月次で更新される形式で、April 2026 には Agent API のモデル選択肢、APIキー管理、n8n / OpenClaw 連携、AWS Marketplace 経由のAPI credits、/v1/models endpoint などがまとまって掲載されています。日付単位に細かく分割できない native unit のため、4月分のリリースノート記事として扱い、月末以降の再棚卸しで内容を更新します。
この月次記事の更新方針
この公式ページは、月次単位で Perplexity API Platform の更新が追記される形式です。月内や月末に同じ公式URLへ項目が追加される場合がありますが、その場合は新しい日付の記事を増やすのではなく、再棚卸し時にこの記事を更新して反映します。今回の更新では、April 2026 セクションに掲載されている項目を再確認し、既存記事より具体的な内容へ差し替えています。
要点
- Agent API が Claude Opus 4.7、GPT-5.5、Grok 4.20 Reasoning などの third-party models に対応した
- API Key Management では、作成時にだけ full token value を表示する one-time reveal model が導入された
- n8n のネイティブ Perplexity node と OpenClaw 連携により、ノーコード・ターミナル系ワークフローからAPIを使いやすくなった
- Perplexity API credits が AWS Marketplace で購入できるようになり、企業調達・請求統合に使いやすくなった
GET /v1/modelsendpoint により、利用可能な Agent API models を OpenAI-compatible 形式で取得できる
今回の更新で変わること
April 2026 の Perplexity API changelog は、単一の大きなAPI機能追加というより、Perplexity API Platform を企業・開発者の実運用に組み込みやすくする更新が並んでいます。Agent API のモデル追加は、ツール呼び出し、structured outputs、fallback chains を組む開発者にとって選択肢を広げるものです。Claude Opus 4.7、GPT-5.5、Grok 4.20 Reasoning といった third-party models が追加されることで、用途やコスト、推論特性に応じてモデルを切り替えやすくなります。
セキュリティ面では、API Key Management の one-time reveal model が重要です。APIキーの full token value は作成時にのみ返され、その後はコンソールや endpoint から再取得できない設計になります。これは、管理画面の閲覧権限を持つ人が後からキー全文を見られる状態を避け、credential exposure の影響範囲を狭めるための変更です。キー名を分かりやすく付け、定期的にローテーションする運用がより重要になります。
統合面では、n8n のネイティブ Perplexity node が追加され、Chat Completions、Agent、Search、Embeddings を visual canvas から設定できるようになりました。さらに OpenClaw は Perplexity Search API を terminal AI agent の native web search provider として扱えるようになっています。これにより、Perplexity API は単体で呼び出すだけでなく、ワークフロー自動化やターミナル作業の中に組み込みやすくなります。
調達・運用面では、API credits が AWS Marketplace から購入できるようになりました。これは技術機能ではありませんが、企業導入ではかなり意味があります。既存の AWS アカウント経由で請求をまとめ、ベンダー登録や購買プロセスを簡略化できるため、PoC から本番利用へ進む際の障壁を下げます。加えて、GET /v1/models endpoint は認証なしで Agent API models を OpenAI-compatible 形式で取得できるため、アプリ側で動的にモデル選択肢を出したい場合に便利です。
対象になりそうなユーザー・チーム
- Perplexity Agent API / Search API / Embeddings API を組み込んでいる開発チーム
- 複数モデルを用途ごとに切り替えるAIアプリを作っているチーム
- APIキー管理や認証情報の露出リスクを見直したいセキュリティ担当
- n8n や terminal agent から Perplexity API を使いたい自動化担当
- AWS Marketplace 経由の購買・請求統合を重視する企業利用者
Agent API のモデル追加
まず何ができるようになるのか
Agent API で使える third-party models が増え、Claude Opus 4.7、GPT-5.5、Grok 4.20 Reasoning などを選択できるようになります。ツール呼び出しや structured outputs、fallback chains を前提にした agent 実装で、モデル選択の幅が広がります。
読み手にとって本当に価値があるポイント
Agent API を使う場合、1つのモデルだけに依存すると、応答品質、コスト、レイテンシ、障害時の回避策が固定されがちです。複数モデルを選べることで、複雑な推論は高性能モデル、低コストな処理は別モデル、失敗時は fallback といった設計を取りやすくなります。
どんな場面で効くか
社内検索、リサーチエージェント、業務自動化、structured output を使った後続処理、tool-calling を含む agent workflow で効きます。モデル一覧を固定値で持っている実装では、新しい model reference と互換性を確認する必要があります。
読んだあとにまずやること
Models reference と実装側の model selection logic を確認し、追加モデルをどの用途で試すかを決めます。fallback chain を持つ場合は、失敗時の切り替え条件や評価指標も見直します。
APIキー管理とセキュリティ
まず何が変わるのか
APIキーの full token value は作成時にだけ表示され、後からコンソールや endpoint で再取得できなくなります。これは、多くのクラウドサービスで採用されている secret 管理の基本に近い設計です。
読み手にとって本当に価値があるポイント
運用者にとっては少し不便に感じるかもしれませんが、漏洩リスクを下げる効果があります。後からキーを見られないため、作成直後に安全な secret manager へ保存する運用が前提になります。token_name を説明的に付けておかないと、後から用途が分からなくなる点にも注意が必要です。
どんなチームに関係するか
本番環境で Perplexity API を使う開発チーム、複数環境でキーを発行しているチーム、社内ルールで key rotation を求められる組織に関係します。
読んだあとにまずやること
既存のキー発行手順を確認し、作成直後に secret manager へ保存する手順、キー名の命名規則、ローテーション頻度を明文化します。
n8n / OpenClaw / AWS Marketplace / /v1/models
n8n 連携は、Perplexity API をノーコード・ローコードのワークフローへ持ち込みたいチームに向いています。Chat Completions、Agent、Search、Embeddings を visual canvas から扱えるため、データ取得、要約、検索、社内通知、自動分類などの流れを作りやすくなります。OpenClaw 連携は、ターミナル上でAI agent を使う開発者にとって、Perplexity Search API を structured search results として使える点が価値です。
AWS Marketplace 対応は、企業の購買プロセスに効く更新です。技術的にはAPI credits の購入経路が増えた話ですが、実務では請求統合、調達承認、vendor onboarding を簡単にできる可能性があります。/v1/models endpoint は、利用可能な Agent API models を動的に取得したいアプリケーションに役立ちます。認証なしで OpenAI-compatible 形式の model list を返すため、UI の model picker や integration 側の自動更新に使いやすい変更です。
押さえておきたいポイント
April 2026 の Perplexity API 更新は、AI機能の性能だけでなく、運用・統合・調達を同時に整える内容です。特に API key の one-time reveal は、既存運用に直接影響しやすい変更です。n8n や AWS Marketplace のような更新は、個人開発よりも企業導入や業務ワークフローで効きます。
今すぐ対応が必要か
APIキーを頻繁に発行・共有しているチームは、one-time reveal model に合わせて手順を見直す必要があります。Agent API の model selection や /v1/models を活用したいチームは、まず検証環境で model list と既存コードの互換性を確認するとよいです。n8n や AWS Marketplace は、使っている組織ではすぐ価値がありますが、未利用なら導入候補として把握しておく位置づけです。
結局、この更新をどう見るべきか
Perplexity の April 2026 API changelog は、Agent API をより柔軟にし、APIキー管理を安全にし、n8n / OpenClaw / AWS Marketplace で使える場面を広げる月次更新です。Perplexity を検索AIとしてだけでなく、業務アプリや自動化ワークフローに組み込むチームにとって、4月分はかなり実務寄りの重要な更新です。