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Codex CLI 0.142.2 の tool search 既定利用の内容と確認ポイント
公式リリースノート
OpenAI Codex changelog は 2026年6月25日、Codex CLI 0.142.2 を掲載しました。MCP tools の tool search 既定利用、macOS のシステムプロキシ対応、プラグインロゴ、複数の接続・表示・認証まわりの修正を含む更新です。
要点
- MCP tools は、対応している場合に tool search を既定で使うようになりました。
- macOS 認証クライアントは、
respect_system_proxy有効時にシステムプロキシ、PAC、WPAD 設定を扱えるようになりました。 - プラグインは local manifest と remote カタログでダークモード用ロゴを提供できます。
- Bedrock 認証情報、remote stdio MCP、remote HTTP(S) image 入力、PowerShell 承認などの修正も含まれます。
今回のリリースノートで語られていること
今回の Codex CLI 0.142.2 は、単一の大きな画面変更というより、Codex を企業環境やプラグイン / MCP を含む拡張環境で使うときの足回りを整える更新です。最も目立つのは、MCP tools が対応モデルや provider で tool search を既定利用するようになった点です。MCP で多くのツールを接続していると、使えるツールの一覧が増え、モデルが必要なツールを選ぶ前段階の探索が重要になります。tool search を既定で使える場面が増えると、古いモデルや provider との互換性を保ちながら、必要なツールを見つけやすくする方向の改善として読めます。
macOS 認証クライアントがシステムプロキシ、PAC、WPAD を扱えるようになった点も、Windowsプロキシ対応とは別に見る必要があります。企業ネットワークでは、OSごとのプロキシ設定、認証方式、許可ドメイン、バイパスルールが異なります。macOS 端末で Codex CLI を使う開発者が増えるほど、ブラウザでは接続できるのにCLI認証だけ失敗する、といった問題を減らすことが重要になります。ただし、respect_system_proxy の有効化が前提なので、導入チームは設定値、社内プロキシ、証明書検査、ログの残り方を確認する必要があります。
プラグインまわりでは、local manifest と remote カタログでダークモード用ロゴを提供できるようになっています。これは小さな見た目の更新に見えますが、プラグインを社内配布したり複数の remote カタログから選ばせたりする場合、識別しやすさと信頼できる提供元の確認に関係します。remote プラグインカタログの featured ranking 修正も、利用者に見せるプラグイン候補の並びや発見性に影響します。
修正項目も運用面では重要です。期限切れの Amazon Bedrock 認証情報で回復しやすい案内を出すこと、remote stdio MCP server が remote platform の absolute working directory を受け付けること、remote HTTP(S) image 入力の失敗をモデルに見える検証エラーとして返すこと、PowerShell の一部AST領域を安全分類できない場合に承認を求めることなどが含まれます。これらは、Codex CLI を単体の個人ツールではなく、MCP、プラグイン、remote 実行、企業ID、複数OSをまたぐ開発基盤として扱うチームほど効いてくる更新です。
この更新が関係する人
Codex CLI をMCP tools やプラグインと組み合わせて使う開発者、社内開発基盤チーム、macOS端末を管理する情報システム、remote MCP / Bedrock / PowerShell を含む環境でCodexを展開するチームに関係します。
実務で確認したいポイント
- MCP tools が多い環境で、tool search の既定利用により期待したツール選択になるかを検証します。
- macOS 端末で
respect_system_proxyを有効にする場合、PAC、WPAD、証明書検査、許可ドメインを確認します。 - 社内プラグインカタログを使う場合、ダークモード用ロゴと featured ranking が利用者の選択体験に影響しないかを見ます。
- Bedrock 認証情報、remote stdio MCP、remote image 入力、PowerShell 承認の修正が自社環境の失敗ケースに関係するかを洗い出します。
結局、今回の更新をどう見るべきか
Codex CLI 0.142.2 は、tool search、プロキシ、プラグイン、remote MCP、安全承認を横断する実務的な更新です。派手な新機能だけを見るより、Codex を複数ツール・複数OS・企業ネットワークで安定運用するための互換性と回復性の改善として読むのが自然です。