Looker / リリースノート / 2026/07/21 / 重要
Looker reportsが廃止され既存レポートも閲覧・編集不可に
公式リリースノート
Google Cloudは、プレビュー提供されていたLooker reportsを7月13日付で廃止したと案内しました。以前に有効化した利用者は、新規作成だけでなく既存レポートの閲覧・編集もできなくなります。
要点
- Looker reportsは2026年7月13日付で廃止となりました。
- プレビューを有効にしていた環境では、新しいレポートを作れず、プレビュー期間中に作成したレポートも閲覧・編集できません。
- 他のLookerコンテンツと、Data Studio/Data Studio ProからLookerをデータソースとして使う機能は影響を受けません。
- 代替として、CSV、XLS、XLSXをアップロードし、LookMLやGit設定なしで分析できるセルフサービスExploresが案内されています。
今回の更新で変わること
今回の廃止対象は、プレビューとして提供されていたLooker reportsです。通常の段階的な非推奨化では、既存機能が一定期間読み取り専用で残る場合がありますが、公式リリースノートは、新しいレポートを作成できなくなるだけでなく、プレビュー期間中に作ったレポートを閲覧または編集する機能も失うと明記しています。公開日が7月21日で、廃止日は7月13日と過去日付のため、対象環境では案内を読んだ時点ですでに利用できない可能性があります。
影響範囲はLooker全体ではありません。インスタンスにある他のLook、ダッシュボード、Exploreなどのコンテンツは引き続き利用でき、Data StudioおよびData Studio ProからLookerをデータソースとして参照する機能も維持されます。名称が似た機能をまとめて停止対象と判断せず、実際にLooker reportsプレビューを有効にしていたか、どの成果物がその機能で作られたかを管理者が確認する必要があります。
代替として、公式はLookerのセルフサービスExploresを案内しています。CSV、XLS、XLSXファイルをアップロードし、LookMLモデルやGitのバージョン管理を準備せずにクエリーと可視化を行えます。ただし、reportsで作った表示や計算が自動移行されるとは記載されていません。既存レポートの定義を別経路で取得できるか、同じ共有・更新・権限要件をExploreやData Studioで再現できるかを確認する必要があります。閲覧不能になったレポートが業務報告や監査証跡に使われていた場合は、所有者、配布先、更新周期を洗い出し、代替物と保存方針を決めることが優先です。
対象になりそうなユーザー・チーム
Looker reportsプレビューを有効にした管理者と利用者、そこで作ったレポートを定期業務へ使う分析チーム、コンテンツ移行と記録保持を担当する人に関係します。
今すぐ対応が必要か
プレビュー利用組織はすぐに影響確認が必要です。インスタンス内の対象レポートと所有者を特定し、セルフサービスExplores、既存Lookerコンテンツ、Data Studioのどれへ置き換えるかを決める必要があります。
結局、この更新をどう見るべきか
将来の廃止予告ではなく、過去日に遡って利用不能となる廃止通知です。プレビュー機能でも業務依存があれば、成果物の棚卸しと退避手段を提供期間中から用意する必要性を示しています。