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Looker / リリースノート / 2026/07/17 / 重要

Looker 26.8がOpenJDK 21へ移行、セルフホストは起動設定も確認

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公式リリースノート

Google Cloudは、Looker 26.8でJava OpenJDK 21をサポートし、Looker管理環境をOpenJDK 21へ更新したと発表しました。セルフホスト環境ではJDK更新と起動方法の確認が必要です。

要点

  • Looker管理インスタンスはOpenJDK 21へ更新済みです。
  • 顧客管理のセルフホストインスタンスはOpenJDK 21へ更新する必要があります。
  • 起動スクリプトを使わずjava -jarで直接起動する場合、三つの--add-opens設定が必要です。
  • 現時点で他のJava版、Oracle JDK、別のOpenJDK版はサポート対象ではないと明記されています。

今回の更新で変わること

今回の項目はLooker 26.8のJava実行環境をOpenJDK 21へ揃える変更です。Lookerが管理するインスタンスは提供側で更新されていますが、顧客が自ら運用するLooker(original)では、実行ホストのJDKを管理者が更新する必要があります。Javaの更新はアプリケーション本体だけでなく、起動スクリプト、サービス管理、監視、証明書、メモリ設定、外部ライブラリとの互換性へ影響するため、単純なパッケージ置換として扱わない方が安全です。

公式リリースノートは、標準の起動スクリプトではなくjava -jarコマンドでLookerを直接起動する環境に、三つのモジュール公開設定を求めています。対象はsun.nio.chjava.iojava.nioで、いずれもALL-UNNAMEDへ開く--add-opensオプションです。これらを付けずに直接起動すると、Java 21のモジュール境界によってLookerが必要な内部APIへアクセスできず、起動時または実行時の不具合につながる可能性があります。systemdやコンテナーのコマンドを独自に記述している環境は、標準スクリプトを使っているつもりでも実際の起動行を確認する必要があります。

サポート範囲も限定的です。Google Cloudは、新しいJava更新へ追随することを推奨しつつ、今回の時点では他のJava版、Oracle JDK、OpenJDKの別版をサポートしないと説明しています。Java 21互換を確認できても、ベンダーサポート上の組み合わせが保証されるとは限りません。セルフホスト環境では、検証、バックアップ、切り戻し、運用手順の更新を含めて移行する必要があります。一方、Looker管理環境の利用者はJDKを直接変更する作業はありませんが、接続や拡張機能でJava依存の不具合が出ていないかを確認したいです。

対象になりそうなユーザー・チーム

Lookerをセルフホストする基盤・運用チーム、Java実行環境を管理するSRE、アップグレード計画を担当するLooker管理者、独自起動構成を持つ組織に関係します。

押さえておきたいポイント

「OpenJDK 21を入れた」だけでは完了しません。実際の起動コマンド、サービス定義、コンテナーイメージ、JVMオプション、監視エージェントを確認し、公式サポート対象のJDK配布物を使っているかを確かめたいです。

今すぐ対応が必要か

Looker 26.8へ進むセルフホスト環境は事前対応が必要です。検証環境で起動、ログイン、クエリ、スケジュール配信、埋め込み、バックアップ・復元を確認し、問題時に以前のイメージへ戻せるようにしてください。

結局、この更新をどう見るべきか

管理環境では透過的でも、セルフホストでは実行基盤の移行です。JDK版と起動オプションを構成管理へ明記し、Looker本体のアップグレードと一体で検証する必要があります。