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Vertex AI Workbench、GPU接続とCuPyを改善したイメージを公開
公式リリースノート
Google Cloudはエージェントプラットフォーム Workbench向けに、Debian 12系の20260712-2130-rc0とM144 Debian 11系の更新イメージを公開しました。
要点
- Debian 12イメージではCuPy関連の修正が含まれます。
- M144 Debian 11イメージではJupyterLabからGPUへ接続する際のHTTP 524競合を修正しました。
- GPU利用時のSecure Boot互換性も更新内容として確認が必要です。
今回の更新で変わること
Workbenchイメージは、NotebookのOS、Python周辺、GPUライブラリ、JupyterLabの実行条件をまとめて変えるため、通常のアプリケーション依存ライブラリ更新より影響範囲が広くなります。CuPyを使う数値計算や前処理では、importできることだけでなく、実際のGPUデバイス認識、配列演算、メモリ使用量、既存CUDA依存との整合性を確認する必要があります。
JupyterLabのGPU接続でHTTP 524になる競合修正は、インスタンス自体が起動していてもブラウザーから利用できない状況に関係します。更新後は新規インスタンスと既存環境からの移行を分け、起動直後の接続、再接続、長時間カーネル、複数ユーザーの操作を試すとよいでしょう。Secure Bootを利用する構成では、GPUドライバーやカーネルモジュールが期待どおり読み込まれることも確認対象です。
本番Notebookを即座に置き換えるのではなく、代表的なイメージから環境を複製し、パッケージ一覧、GPUテスト、Notebookの出力、外部ストレージ接続を比較します。イメージ名を固定しているTerraformや運用スクリプトがある場合は、自動的に最新へ追従するのか、明示更新が必要なのかも確認してください。
GPU検証では、ドライバーを認識するだけでなく、CuPyの計算結果、複数GPU、メモリ解放、Notebook再起動後の状態を確認します。既存イメージから複製した環境と新規作成した環境で差が出ないかも比較します。Secure Bootを有効にした構成は専用の試験対象とし、起動失敗時にCPU環境へ意図せず切り替わって性能劣化を隠していないかを見てください。
関係する人
Vertex AI Workbench管理者、GPU Notebookを使うデータサイエンティスト、環境イメージをコード管理するML基盤チームに関係します。
対応の目安
検証用インスタンスでCuPy、GPU接続、Secure Boot、主要Notebookを試し、問題がなければ段階的に更新します。