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Google Gemini / リリースノート / 2026/06/01 / 重要

Gemini API、Gemini 2.0 Flash / Flash-Lite 系モデルを停止

AIworkflow

公式リリースノート

Google は Gemini API changelog の 2026年6月1日更新で、Gemini 2.0 Flash / Flash-Lite 系の複数モデルが停止されたことを示しました。対象は gemini-2.0-flashgemini-2.0-flash-001gemini-2.0-flash-litegemini-2.0-flash-lite-001 です。代替として gemini-3.5-flash または gemini-3.1-flash-lite の利用が案内されています。

要点

  • Gemini API で Gemini 2.0 Flash / Flash-Lite 系 4 モデルが shutdown された
  • 対象モデルは gemini-2.0-flashgemini-2.0-flash-001gemini-2.0-flash-litegemini-2.0-flash-lite-001
  • Google は代替として gemini-3.5-flash または gemini-3.1-flash-lite を案内している
  • 2月18日に停止予定が告知されていたモデル群の、実際の停止日 native unit として扱うべき更新
  • 古い model id が config、fallback、evaluation harness、SDK wrapper、社内 docs に残っていないか確認が必要

今回のリリースノートで語られていること

6月1日の Gemini API changelog は、新機能追加ではなく、古い Gemini 2.0 系モデルの実際の停止を知らせる更新です。2月18日の時点で、gemini-2.0-flashgemini-2.0-flash-001gemini-2.0-flash-litegemini-2.0-flash-lite-001 は 2026年6月1日に停止予定と案内されていました。今回の changelog では、その予定が到来し、これらのモデルが shutdown されたことが明示されています。つまり、これは単なる deprecation notice の再掲ではなく、モデル参照が実際に使えなくなる運用上の節目です。

Google は代替として gemini-3.5-flash または gemini-3.1-flash-lite を使うよう案内しています。Flash 系を使っていたアプリでは、速度、コスト、品質、長文処理、tool use、multimodal 入力、safety behavior などの前提が変わる可能性があります。特に Flash-Lite を選んでいた用途は、低コスト・高スループット・短い応答時間を重視していた可能性が高いため、単純に高性能モデルへ切り替えるだけでは予算や latency の設計が崩れることがあります。

確認すべき場所は API 呼び出しだけではありません。model id は application config、environment variables、feature flags、prompt evaluation scripts、fallback chains、batch jobs、customer-specific settings、SDK wrapper、社内ドキュメント、監視 dashboard の label などに残りがちです。停止済みモデルが fallback に残っていると、通常時は気づかなくても障害時や rate-limit 時に古い model id を呼び、エラーを増幅することがあります。

また、予定通知を過去に記事化していても、今回の shutdown は別の実務判断を求めます。予定段階では「移行計画を立てる」ことが主眼でしたが、停止後は「まだ呼んでいる箇所がないか」「代替モデルで品質・コスト・latency が許容範囲か」「顧客向け挙動に変化が出ていないか」を確認する段階です。

実務で確認したいポイント

まず、ログや usage dashboard で対象 model id への直近呼び出しがないか確認してください。次に、gemini-3.5-flashgemini-3.1-flash-lite のどちらを用途ごとに選ぶかを決め、評価セットで回答品質、応答時間、token usage、tool use の安定性を比較します。生成AIアプリでは、モデル変更が output style、拒否挙動、構造化出力、関数呼び出し成功率に影響することがあります。

社内向けには、古い Gemini 2.0 系 model id を使った sample code、README、runbook、template を更新しておくべきです。利用者が copy-paste した古い model id で失敗するのを防ぐには、公式 docs だけでなく、自社側の資料も同時に直す必要があります。

結局、この更新をどう見るべきか

Gemini 2.0 Flash / Flash-Lite 系の shutdown は、Gemini API 利用者にとって移行猶予の終了を意味します。すでに移行済みのチームも、設定・fallback・ドキュメントに古い model id が残っていないかを確認し、Gemini 3 系への移行が品質とコストの両面で意図通りに進んでいるかを見直すタイミングです。