Databricks / リリースノート / 2026/07/23 / 通常
AI/BIの複数選択フィルターが連続操作と一括選択に対応
公式リリースノート
Databricks AI/BIダッシュボードの複数選択フィルターで、候補を連続して選びやすくなり、検索結果の一括選択にも対応しました。
要点
- 値を一つ選んでもドロップダウンが閉じず、一覧内の位置を保ったまま次の値を選べます。
- 検索で候補を絞り、
Select all resultsで一致した値をまとめて追加できます。 - 別の検索で選んだ値は加算されるため、利用者が意図した集合になっているか表示と操作説明を確認します。
今回の更新で変わること
複数選択フィルターのドロップダウンは、値を選択するたびに閉じず、開いた状態と一覧内の位置を保つようになりました。地域、製品、部門など複数の値を続けて指定するとき、毎回フィルターを開き直して元の場所まで移動する必要がありません。候補数が多いダッシュボードほど、細かな操作回数を減らせます。フィルターの意味や対象データは変わりませんが、閲覧者が条件を組み立てる速度に直接影響する改善です。
もう一つの変更は、検索結果の一括選択です。複数選択フィルターへ文字を入力して候補を絞り、Select all resultsを選ぶと、現在の検索に一致するすべての値を選択できます。たとえば名称に共通の接頭辞を持つ拠点や、特定分類に属する商品をまとめて選ぶ場合に便利です。長い一覧を一件ずつ探す必要がなくなり、命名規則を使った条件指定がしやすくなります。
選択は検索をまたいで加算されます。最初の検索で一括選択した後に別の語で検索し、さらに一括選択すると、後の結果が以前の選択へ追加されます。検索条件を変えたら選択が置き換わると考える利用者もいるため、選択済み件数やタグ表示が十分に分かるかを確認します。対象が多い場合は、意図せず非常に広い集合を選んでチャートの意味が変わったり、問い合わせ量が増えたりしないかも試したいです。
ダッシュボード作成者は、複数選択の既定値、空選択時の意味、Allの扱いを既存の利用手順と照合します。重要な報告でフィルター条件を証跡として残す場合は、選択値を共有URLや出力へ正しく反映できるかも確認します。今回の更新はフィルターの操作性改善であり、データ権限を広げるものではありません。検索候補に表示される値と、選択後に実際に集計される範囲が一致するかを代表的なダッシュボードで確認すると安心です。
関係しそうなチーム
多数の値を持つAI/BIダッシュボードの作成者、日常的に複数条件を切り替える業務利用者、受け入れ試験を担当するBI管理者に関係します。
実務で確認したいポイント
- 連続選択でドロップダウンとスクロール位置が維持されることを確認します。
- 複数の検索をまたいだ一括選択が加算される挙動を利用者へ示します。
- 選択済み件数、共有URL、出力結果から最終条件を確認できるか試します。
結局、この更新をどう読むべきか
候補数の多いフィルターを扱う利用者の手間を減らす改善です。検索ごとの一括選択が加算される点を理解し、最終的な選択集合が見えるダッシュボードで使うことが重要です。