Databricks / リリースノート / 2026/07/16 / 重要
Genie Oneの会話をエージェント化し個別会話を共有
公式リリースノート
Genie Oneの会話スレッドをGenieエージェントとして保存できるようになり、個別のエージェント会話を共有する機能が公開プレビューになりました。アクセス通知、可視化ダウンロード、ベンチマーク表示の修正も含まれます。
今回の更新で変わること
分析の会話から有用な質問、データ、指示が固まったとき、そのスレッドをGenieエージェントとして保存できます。探索中の会話を最初から別画面で再構築せず、実際に役立った流れを再利用可能なエージェントへ昇格できます。ただし、会話には一時的な仮説、個人向けの文脈、試行錯誤も含まれます。保存前に目的、対象データ、例示質問、指標定義、不要な履歴を整理し、他の利用者が同じ前提で使える状態へ整える必要があります。
個別会話の共有は公開プレビューです。エージェント本体の共有と一つの会話結果の共有を区別し、共有先が元データへの権限を持たない場合に何が表示されるかを確認します。回答本文だけでなく、引用、可視化、生成されたSQL、添付情報に機密データが含まれる可能性があります。リンクの転送、共有解除、作成者の異動、元データ権限の変更が既存共有へ反映されるかも試験対象です。
アクセス許可・申請メールはエージェント名を使う表現へ変わりました。地図可視化をダウンロードAPIが返さない問題と、ベンチマーク結果が空に見える問題も修正されています。運用では、共有が便利になったことと、評価結果が正しく表示されるようになったことを分けて確認します。段階的に提供されるため、同じアカウント内でも利用開始時期がずれる可能性があります。
会話からエージェントへ変換した後は、元スレッドの追加発言が自動で反映されるのか、保存時点の設定として固定されるのかを確認します。共有会話の受信者が再実行した場合に最新データで結果が変わるのか、読み取り専用の記録を見るだけなのかも区別が必要です。ベンチマーク修正後は空の結果が解消しただけでなく、評価集合、採点条件、実行時刻が正しく表示されることを確かめます。
影響を受ける人
Genie Oneで分析手順を共有する作成者、Genieエージェント管理者、データ権限と共有リンクを監査するチームに関係します。
実務で確認したいこと
エージェント化する前に会話から一時情報を除き、所有者と更新責任を設定します。権限の異なる利用者で共有、解除、元データ権限変更、可視化ダウンロードを試験します。