Confluent / リリースノート / 2026/07/14 / 通常
ConfluentのApache Flink、AzureとGoogle Cloudの4地域へ拡大
公式リリースノート
Confluentクラウド向けApache FlinkがAzureの3地域とGoogleクラウドの1地域へ拡大しました。4地域すべてで公開ネットワークとプライベートネットワークを利用できます。
要点
- Azureは
italynorth、mexicocentral、southafricanorthです。 - Googleクラウドは
europe-southwest1(Madrid)です。 - ネットワーク方式は両方をサポートしますが、既存処理の自動移行を示す更新ではありません。
今回の更新で変わること
新しく利用可能になったAzure地域はMilanのitalynorth、Mexico Centralのmexicocentral、Johannesburgのsouthafricanorthです。GoogleクラウドではMadridのeurope-southwest1が加わりました。Flink処理をデータ情報源や利用側に近いリージョンへ置き、リージョン間遅延とデータ振り替えを減らしたいチームの選択肢が増えます。特にItaly、Mexico、South Africa、Spainにデータ所在地要件やネットワーク上の近接性の要件がある場合に関係します。
全新リージョンが公開とプライベートネットワークの双方をサポートするため、インターネット経由の接続だけでなく、プライベートネットワーク前提のストリームprocessingも構成できます。ただし更新情報は、ネットワーク接続の具体的なサービス、対応ゾーン、クォータ、Flinkコンピュート可用性、コネクターcoverage、価格差を列挙していません。Confluentの対応クラウドリージョン一覧と各クラウドネットワークドキュメントを使って、Kafkaクラスター、スキーマRegistry、情報源/sink、ID、DNSが同じ対象設計を満たすか確認が必要です。
この更新は利用可能なリージョンを増やすもので、既存のFlink文や状態を別リージョンへ移す機能ではありません。現在の環境を移行する場合は、チェックポイントやセーブポイント、トピックのレプリケーション、スキーマ、シークレット、プライベートエンドポイント、フェイルオーバー、RPO/RTOを別途設計します。新規システムではデータ生成元、Kafka、Flink、出力先を同一リージョンへ寄せられるかを比較し、地域障害への耐障害性が必要なら複数リージョンの設計とコストも評価する必要があります。
関係する人
Confluent CloudとFlinkを運用するストリーミング基盤チーム、クラウドネットワーク、データ所在地要件、リージョン展開を担当する人に関係します。
対応の目安
対象リージョンのサービス対応表、クォータ、プライベートネットワーク、コネクターを確認し、small処理で遅延とコストを測ります。既存システムの移行は可用性発表だけで判断せず、状態を保持する移行計画を作る必要があります。