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ClickHouse / 公式ブログ / 2026/06/26 / 通常

ClickHouse、AWSの運用分野認定を取得

observabilitycloudanalytics

公式ブログ原文

ClickHouse は 2026年6月26日、AWS Cloud Operations Competency の監視・オブザーバビリティ分野を取得したと発表しました。観測データをサンプリングせずに扱いたいチームに向けた信頼性の訴求です。

要点

  • ClickHouse が AWS の運用コンピテンシーを取得しました
  • 対象は監視と観測の分野です
  • Modal、Exabeam、Langfuse などの利用例が示されています
  • ログ、メトリクス、トレースをリアルタイムに照会する基盤としての位置づけが強まります

今回のブログ記事で語られていること

今回の ClickHouse の発表は、単なる認定取得の告知ではなく、ClickHouse を観測基盤として使うときの信頼性を AWS 環境の運用文脈で説明する内容です。公式ブログでは、ClickHouse が AWS Cloud Operations Competency の監視・オブザーバビリティ分野を取得したことを示し、ログ、メトリクス、トレースを高い粒度のまま保存し、リアルタイムに問い合わせる用途を強調しています。観測データは量が増えやすく、保存費用や問い合わせ性能の都合でサンプリングや集約に寄せられがちです。ClickHouse はここに対して、全量に近いデータを扱いながら実用的な検索と分析を行う選択肢として自社を位置づけています。

記事内では Modal、Exabeam、Langfuse などの例が挙げられています。ここで読み取るべき点は、観測基盤が単なる障害調査用の保管庫ではなく、開発者やセキュリティチーム、AIアプリケーション運用チームが日常的に問いを投げる分析基盤になっていることです。ログを長く持つだけではなく、問題が起きた瞬間に十分な粒度で絞り込み、原因や影響範囲を見られるかが重要になります。

AWS の認定は、製品機能そのものを保証するものではありませんが、AWS 上で運用する顧客にとっては評価材料になります。すでに AWS で ClickHouse Cloud や自前構成を検討しているチームは、調達、セキュリティレビュー、運用設計の会話でこの認定を参照しやすくなります。一方で、導入時にはデータ保持期間、取り込み量、権限、監査、費用上限を自社要件に合わせて設計する必要があります。認定を入口にしつつ、実際の問い合わせ速度、保持費用、障害時の調査手順まで検証することが重要です。

今回のブログ記事が関係する人

この発表は、AWS 上でログ、メトリクス、トレースを扱うデータ基盤担当、SRE、セキュリティ運用担当、AIアプリケーション運用担当に関係します。既存の監視基盤で保存費用や検索速度に課題がある組織も確認したい内容です。

実務で確認したいポイント

  • 観測データをどの粒度で保存し、どの期間保持するかを決める
  • 障害調査、セキュリティ調査、AIアプリ運用のどの用途を優先するかを整理する
  • AWS 上の権限、ネットワーク、費用管理、監査要件に合うかを確認する
  • 既存の監視基盤と ClickHouse を置き換えるのか、補完するのかを決める

結局、今回のブログ記事をどう読むべきか

今回の発表は、ClickHouse が AWS 上の観測基盤として採用されやすくなる材料です。技術選定側は、認定そのものよりも、全量に近い観測データをどの費用と運用体制で扱えるかを確認したいです。