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Azure AI / Azure OpenAI / リリースノート / 2025/07/01 / 通常

Azure AI / Azure OpenAI 2025年7月のリリースノート解説: GPT-image-1 の input_fidelity と部分ストリーミング

AIPublic Preview

公式リリースノート

Azure OpenAI の2025年7月更新では、GPT-image-1 preview に input_fidelity parameter と partial image streaming が追加されたことが案内されています。画像生成・編集を実務で使う場合に、元画像の特徴をどれだけ保つか、生成途中の体験をどう見せるかに関わる更新です。

要点

  • Image edits API に input_fidelity parameter が追加された
  • 元画像のスタイルや被写体の特徴をどれだけ保持するかを制御しやすくなった
  • 画像生成・編集APIが partial image streaming をサポートした
  • 生成途中のプレビューを表示し、待ち時間の体験を改善しやすくなった

今回の更新で変わること

画像編集では、元画像に似ていることが価値になる場面と、思い切って変化させることが価値になる場面があります。input_fidelity は、そのバランスをAPIパラメータとして扱えるようにする更新です。人物の特徴を保ったアバター作成、ブランドらしさを保つマーケティング素材、商品画像の編集などでは、元画像との一貫性が成果物の品質に直結します。

partial image streaming は、ユーザー体験の改善に効きます。画像生成はテキスト応答より待ち時間が目立ちやすいため、途中経過を返せると、アプリ側で進行状況を見せながら生成を待たせる設計ができます。

対象になりそうなユーザー・チーム

  • Azure OpenAI で画像生成・編集機能を作るプロダクトチーム
  • ブランド素材、商品画像、人物画像を扱うクリエイティブチーム
  • 生成AI UIの待ち時間体験を改善したいフロントエンド/UX担当

実務で確認したいこと

input_fidelity は便利ですが、人物画像やブランド素材では権利・同意・レビューの設計も必要です。partial image streaming を使う場合は、途中画像の表示可否、キャンセル操作、最終画像との差分、ログ保存の扱いをあらかじめ決めておくと運用しやすくなります。