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Anthropic / Claude / Claude Code / リリースノート / 2026/06/26 / 通常

Claude Code 2.1.195 の操作・音声・バックグラウンド修正

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公式リリースノート

Anthropic は Claude Code changelog で 2.1.195 を公開しました。フルスクリーン時のマウスクリック無効化、フック照合、音声入力、プラグイン同意、バックグラウンドエージェント周りの修正が中心です。

要点

  • CLAUDE_CODE_DISABLE_MOUSE_CLICKS が追加され、フルスクリーンモードでクリック、ドラッグ、ホバーを無効化しつつ、ホイールスクロールは維持できます。
  • ハイフンを含むフック matcher の部分一致問題が修正され、意図しないツール一致を避けやすくなっています。
  • macOS の音声入力で、入力デバイス変更後に無音を取り続ける問題や、日本語・中国語・タイ語など空白を使わない言語の自動送信問題が修正されています。
  • 外部プラグインの同意、プラグイン名とマーケットプレイス名のずれ、バックグラウンドジョブ表示や復旧に関する修正が含まれます。
  • Claude Code Remote のセッション起動には、コンテナ起動中の provisioning checklist が追加されています。

今回の更新で変わること

Claude Code 2.1.195 は、大型機能の追加というより、開発者が長時間の作業やチーム運用で踏みやすい細かな事故を減らす更新です。まず目立つのは、フルスクリーンモードでマウスのクリック、ドラッグ、ホバーを無効化する環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_MOUSE_CLICKS です。ホイールスクロールは残るため、ログや過去出力を読む操作は維持しながら、意図しないクリックやドラッグによる選択、操作、フォーカス移動を避ける狙いがあります。ターミナル上でAIエージェントを動かす場合、操作ミスが承認や選択に影響することがあるため、入力面の制御は地味ですが運用上の意味があります。

フック条件の修正も重要です。公式 changelog では、code-reviewermcp__brave-search のようにハイフンを含む識別子が、誤って部分一致していた問題が修正され、現在は完全一致になったと説明されています。ハイフンを含む MCP server のすべてのツールを対象にしたい場合は、mcp__brave-search__.* のような指定を使う必要があります。既存設定が偶然の部分一致に依存していた場合、意図どおりにフックが動かなくなる可能性があるため、Claude Code のフックやツールポリシーを細かく設定しているチームは確認が必要です。

音声入力については、macOS でデフォルト入力デバイスが変わったあとに長時間セッションで無音を取り続ける問題、さらに日本語、中国語、タイ語のように単語間に空白を置かない言語で自動送信が発火しない問題が修正されています。これは英語以外の開発者体験に直接関係します。音声モードを実験しているチームでは、音声入力の失敗がAI利用そのものの評価を下げることがあるため、対象言語の挙動を再確認したい更新です。

プラグインとバックグラウンドジョブ周りでは、プロジェクトの .claude/settings.json だけで有効化された外部プラグインが、すべての読み込み経路で明示的なインストール同意を求めない問題、plugin.jsonname とマーケットプレイス登録名が異なる場合に /plugin の Enable / Disable が動かない問題が修正されています。バックグラウンドジョブについても、新しい Claude Code で書き込まれたジョブが一覧から消えたりデータを失ったりする問題、クラッシュしたバックグラウンドタスクを開き直すと最大5秒空白になる問題、control socket の起動失敗で再起動不能な daemon が残る問題が修正されています。エージェントを長時間走らせる組織ほど、こうした信頼性改善の影響を受けます。

対象になりそうなユーザー・チーム

Claude Code を日常的に使う開発者、フックや MCP server の許可設定を管理する platform engineering チーム、音声入力や Remote / バックグラウンドエージェントを試しているチームに関係します。特に、フック、プラグイン、バックグラウンドタスクを組み合わせている環境では確認しておきたい更新です。

押さえておきたいポイント

  • ハイフンを含む matcher の動作が exact-match に変わったため、既存フック設定を見直す。
  • 音声入力を使う場合、日本語など空白なし言語で自動送信が期待どおりに動くか確認する。
  • 外部プラグインをプロジェクト設定で有効にしている場合、同意フローとマーケットプレイス名の扱いを確認する。
  • バックグラウンドエージェントを使う運用では、一覧表示、クラッシュ復旧、daemon 起動失敗時の挙動を再確認する。

今すぐ対応が必要か

全利用者に即時対応が必要な更新ではありません。ただし、フック条件、外部プラグイン、音声入力、バックグラウンドエージェントを使っているチームは、アップデート後に設定と運用手順を軽く確認したほうが安全です。

結局、この更新をどう見るべきか

Claude Code 2.1.195 は、派手な新機能よりも、エージェントを日常業務で使い続けるための細部を固める更新です。特にフック照合とプラグイン同意は、便利さだけでなく統制にも関係するため、チーム利用では見逃さないほうがよいです。